このたび現在話題の経済理論であるMMT(現代貨幣理論)の主唱者の一人、ステファニー・ケルトン教授(ニューヨーク州立大学ストーニーブルック校教授・ バーニー・サンダース上院議員政策顧問)の来日が決定しました。
当法人はステファニー・ケルトン教授の今回の来日に関するプロジェクトに参加、研究会の企画と共催を行っています。
2019年7月17日(水)に立命館東京キャンパスにて『MMTの経済理論をどうとらえるか』が開催されます。当法人理事の飯田 泰之(明治大学政治経済学部准教授)も登壇いたします。ご注目ください。
『MMT(Modern Monetary Theory; 現代貨幣理論)の経済理論をどうとらえるか』
~革新的経済成長に向け、反緊縮経済政策を検証する。~
欧米では、緊縮政策が経済停滞と格差、貧困、気候変動と金融の危機をもたらす一方、それへの反発として極右が台頭しています。しかし、この双方に対抗する革新派(プログレッシブ)の運動も興っています。その背後には、さまざまな反緊縮的経済理論の諸潮流があります。その中でもMMTは、英コービン労働党首の以前のブレーンが名乗ったり、米民主党のオカシオ・コルテスが支持を公言したりして有名です。なによりサンダースの経済顧問は、MMT派のステファニー・ケルトン教授です。
今回、ケルトン教授の来日にあわせ、反緊縮経済理論の中でのMMTの位置を整理し、日本における反緊縮論の発展の一助にしたいと思います。
【日時】2019年7月17日(水)13:30~16:00(開場:13:00)
【場所】立命館東京キャンパス >>MAP
【定員】60名(事前申込、申込多数の場合抽選)
【主催】立命館大学経済学部
【共催】公益社団法人ソーシャル・サイエンス・ラボ/一般社団法人経済学101/薔薇マークキャンペーン
【出演】ステファニー・ケルトン
(ニューヨーク州立大学ストーニーブルック校教授・ バーニー・サンダース上院議員政策顧問)
松尾 匡(立命館大学経済学部教授)
飯田 泰之(明治大学政治経済学部准教授)
井上 智洋(駒澤大学経済学部准教授)
【申込】Webフォーム参加事前申込
2019年6月23日(日)17:00受付開始
申込フォーム:https://dnfb.f.msgs.jp/webapp/form/21297_dnfb_87/index.do
【お問い合わせ】研究会開催事務局(一般社団法人経済学101)
TEL:0742-20-7807(公益社団法人ソーシャル・サイエンス・ラボ)※月~金 9:00~17:30
E-mail:event@econ101.jp