安堵町・明治150年シンポジウム『大和維新』
~古(いにしえ)から明治、知の系譜を辿る。~
平成30年(2018年)は、明治元年(1868年)から起算して満150年の年にあたります。それを記念し、「明治150年」をきっかけとして、明治以降の歩みを次世代に遺すことや、明治の精神に学び、日本の強みを再認識する機会とすべく、総務省等各省庁と連携して「明治150年」に向けた関連施策を推進しています。
当公益社団法人が地域振興を行う奈良県安堵町の偉人をテーマにした安堵町・明治150年シンポジウム『大和維新』を下記の内容で開催致します。
<開催日> 2018年11月11日(日)
<時 間> 13:30 ~ 15:30(受付13:00)
<場 所>明治大学リバティーホール
(千代田区神田駿河台1-1リバティータワー1F)
「古代、中世、そして明治へと受け継がれた大和の維新の歴史を辿る」
聖徳太子は隋の皇帝・煬帝に「日出処の天子」という新書を送り、国内においては17条憲法を制定し、冠位十二階を定め中央集権型国家の礎を作り、世界に誇る木造建築技術を持って法隆寺を建立し、日本史の黎明期に大きな革命と維新を断行しました。また、大和を中心に観阿弥・世阿弥による「能」の文化が培われてきました。日本美溢れる能楽の発祥と進化はまさに中世の「文化の維新」でもありました。金春禅竹の能「定家」は安堵町の花「定家蔓(テイカカズラ)」がモチーフとなった名作、そして激動の明治に安堵町に生を受けた近代陶芸の巨匠・富本憲吉も「定家蔓」を作陶の代表的なモチーフとしました。古代、中世、そして明治へと受け継がれ、歴史の変わり目に起きた3つの「大和維新」。
本シンポジウムではその文化、偉人の気概や英知を育んだ風土「うぶすな」の原点を探ります。
詳細はこちらをご確認ください。